今日は暖かい日差しが差し込み、杉久保大久保地区もそろそろ下草が淡い緑の色彩で全面に広がり始めました。
とても春らしい美しい景観です。
中央のアカメガシワの木々はまだ葉をつけていませんが、これから葉がつきはじめ、5月中頃には大きな葉が適度に陽光を遮り夏にかけてもあまり下草が伸びないようになります。
広葉樹を主体にした里山が美しさを保つのは、秋から春先にかけ葉が落ち太陽の恵みを直接大地に届け、夏から秋にかけ適度な陰をもたらすことによります。
キツツキがつついた跡を見つけました。
虫を啄むことでできたのか、新しい巣作りの始まりかわかりませんが当分観察してみたいですね。
荒れていた土地も手を入れることで、思わぬ花が芽を出してきたりします。
これもその一つウラシマソウです。
花穂から延びるほそながいひげがまさに浦島太郎が釣り糸を垂らしているように見えることから名がついたとか。
別名ヘビクサ(蛇草)ともいうそうです。
そしてあの悪名高きトリカブト。
ここでは群生しています。
これから可憐な紫の花をつけます。花が日本の舞楽でかぶる帽子「鳥兜」に似ていること方着いた名前です。
小澤緑地はほとんどが斜面です。
刈り取った草や木を持ち運び一所に集めるのがとても大変です。
皆さん定年した方が多く、もはや高齢者の団体ですから!
そこで、今日2基目のカントリーヘッジを製作しました。
掛矢で杭を叩き込む作業も重労働で、杭をささえる人とのコンビネーションが大切です。
新しいカントリーヘッジを中心にきれいになりました。
でもこの写真の奥、谷間は手つかずでこれからの作業で徐々に景観が整うことでしょう。
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