【第297回活動大谷市場参加者18名】
今日から処女林へ
農業アカデミー横の林。
今日も寒い始まりでした。朝から雲が厚く日の影が見えません。
杉久保大久保地区は冬の里山のたたずまいで、とても美しい、落葉の絨毯におおわれた林になっていました。
今日から新しい林に挑戦です。左の図で紫の部分が今日から作業する場所です。(黄色の場所は既に手を加えた場所)左端が農業アカデミーです。
この地図で道路は標示してありますが、この道路を特定するのが大変難儀します。標識は落葉に埋もれたり大きな樹が生えて隠れていたりしていました。 まずは将来遊歩道になるる道路標識を探し、そして道路内の樹木を伐採することから林の整備を始めました。
■会長連絡事項
3月12日(土)森の楽校でこども達の里山体験を計画しています。
つきましては山仕事の皆様に是非ご協力頂きたくお願いします。詳細は近づいてからお知らせしますが、9時に杉久保小学校に集合し、歩いて杉久保大久保に来て貰い、密生したアカメガシワの伐採から枝の処理など体験して貰う計画です。
後程伐採する木にマーキングを施したいと思います。
〇三枝さんの作業地近くの高柳さんの土地、246と三枝さんの林の間の森整備依頼が来ました。早くも寄付をいただきましたので、今後予定に繰り入れたいと思います。
■その他の連絡事項
和田さん:3月6日(日)生きがい発見塾が文化会館で開催され、当会も参加します。9時から準備を始めますので参加できる方は是非よろしくお願いします。
■今日の作業
○今日から農業アカデミーに隣接する土地に入ります。地図を用意したのでこれと照らし合わせて、まずは作業場の確認をします。
地図上に市道が記入してあるのでそれを確認し進入路を確保し、周りの林を整備してゆきます。
久しぶりの処女林の作業です。しかも、この土地の周囲は殆ど手を付けているので残ったこの林の荒れがかえってよく目立っていました。
しかし斜面が多く作業は結構困難を伴うことが予想されます。
全員で今回の作業地の境界を確認するためと、市道の境界表示を探すために一周しました。すぐ見つかった境界標識もありました。しかしそれらは落葉、泥に覆われなかなか見つけるのに困難を伴いましたが、一つの標識が見つかると地図と照らし合わせてこの辺りにあるはずと目星を付けて探しました。
その結果林の中央にあるお墓から農業アカデミーに向かう境界標識が確認できたので、まずこの市道に沿って整備を進めることにしました。
市道が通っている場所の木は伐採し、その周囲の木でも常緑樹を中心に伐採しました。それは常緑樹が林を葉でいつも暗くしてしまうので、落葉樹中心の林にしていこうということです。
倒木も沢山有り伐採しては太い幹は道路の路肩に配し、細い枝はチッパーに掛けるようまとめました。そして道路沿いに今日カントリーヘッジを1基製作しました。次回もこの場所で道路整備、チッパー作業、更にもう一基カントリーヘッジを製作する予定です。
〇杉久保大久保に手を付け始めた時、巨大な竹藪が有り、その竹に藤つるが絡みつき青息吐息の森でした。 その竹林を刈とり一気に林の見通しがきくようになりました。しかし一方で日射しを遮る樹木が無くなり、夏場には雑草が生え放題となりました。しかし根気よく下草を刈り、自然に生えてきた成長の早いアカメガシワを育てた結果現在のようにアカメガシワ密生し、夏には日射しを適度に遮る里山になりました。
このアカメガシワの林でこども達の里山整備体験をしようとしています。今日はその催しで間伐する木をマーキングしました。
こども達が嬉々として自分の手でノコギリを使って間伐する様子が目に浮かぶようです。
〇春を告げる蕗の薹が咲いていました。雪深い東北の地では雪が溶け始めた頃雪の中から顔を覗かせるそうです。青森ではバッキャというそうです。
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